Kindleに搭載してほしい機能3選
2、3年前からKindleで本をよく読むようになってとても便利なんだけど、もっと便利になるのにと思う機能がいくつかあるので紹介します。
ちなみにKindleは専用の端末ではなく、iPhone SEのアプリを使って読んでいます。
ページをざーっとめくって適当なところで止める機能
僕は本を読むときには、意識的にさあこれからこの章を読むぞっ!と思って読むときと、なんとなくたまたま目に入った辺りを読むときがあります。今のKindleはこの章のこのページが読みたいとわかっていればそこに飛ぶことができるんだけど、なんとなくパラパラと流し読みして、面白そうなところで止まるという機能がないんですよね。特に小説を二度目以降読む時には、始めからではなく気に入った辺りをもう一度読みたいから、ざーっとページを移動できたら便利。
背表紙で本の厚さ(ボリューム感)がわかる機能
Kindleだと、買ったときに想定していたよりも本のボリュームが多いことがよくあります。そうなると読んでいる途中で、「この本、思ってたより長い、、」ってなって挫折してしまいます。紙の本なら背表紙の厚さと本のサイズで読む前にだいたいのボリュームがわかるんだけど、電子書籍だと読み終わるまでわかりません。ページ数は確認できるんだけど、たとえば、「この本は250ページです。」って言われてもそれがどれくらいの量なのか直感的にわかりづらい。読み始める前に背表紙の厚さを確認できれば、読むのにどれくらいの時間がかかりそうかぱっと見で判断できて、途中で挫折することも減りそう。
買った本を友達に貸す機能
気に入った本を友達に貸したいんだけど、kindle が入ったスマホごと渡すわけにはいかないし、、。そんな時に一定期間だけ友達のkindleに本のデータを貸し出す機能があったら便利。本を貸し借りするには個人情報とがっつり紐付いたユーザー登録をする必要があるようにして、知らない他人に配ったり、借りた本を持ち続けることをできなくする。信用を価値として評価する社会が本格化すれば、借りパクとかコピーのリスクは下げられるはず。
まとめ
日常的にkindleを使っていて、ほしいなーと思った機能を紹介してみました。数年後には、どれも実装されてそうな感じがします。
QGIS3.x系をインストールしてみたら、背景地図の設定がめっちゃ簡単になってた。
QGISのバージョンがしばらく古いバージョン(2.18.2)のままだったので、2019年2月時点で最新版の3.4.4にバージョンアップすることにしました。
インストール手順はこの記事を参考にしました。
Read Me.rtfを見てみると、なにやら先にPython 3.6をインストールする必要があるらしい。3.7だとだめらしいので注意。
念の為、ターミナルじゃなくてホームページから、Python 3.6.8をインストール。
その後にQGISのインストーラを開いたら、無事QGIS3.4.4もインストールできました。
メニューのデザインはそんなに大きくは変わっていない印象。ちなみにQGISはバージョンごとに愛称として地名がつけられてるんですが、3.4.4はMadeira。聞いたことがないのでググって見ると、ポルトガル領の大西洋の離島らしい。クリスティアーノ・ロナウドの出身地ということで有名っぽい。
QGIS3.x系の特徴を調べてみたら、背景地図の設定が簡単になったらしい。さっそく、やってみよう。
細かい手順は以下の記事を参考にしてください。
左側にあるブラウザメニューのXYZ Tileに、追加したいweb地図のURLを入力するだけで、背景地図が設定できる。とりあえず、よく使いそうなGoogle Mapsとか地理院地図を入れてみた。
あとは使いたい背景地図の名前上でダブルクリックすれば、その背景地図が適用されます。自分で持ってた、ベルリン工科大学の建物のshapefileと重ねてみると、ほぼぴったり。
失敗からなにを学べるか。『昭和史 1926-1945』。
日本の近現代史に興味があって、『昭和史 1926-1945』(半藤一利)を読みました。
もともと歴史には興味がありますが、特に日本がどうやってアジアを侵略し、どのように負けていったのかをきちんと理解したかったんです。日本に侵略された国の人たちに対して、自分の国がなにをしたのか知らないのは申し訳ないし、日本人は戦争から何も学んでいないと思われるので、自分の中で整理することにしました。
ちなみにドイツでは学校で近代以降の戦争史をかなりの時間をかけて教えるらしいですが、日本の学校では(僕が世界史選択だったこともありますが)、第二次大戦で日本軍がどのような意図を持ってアジアを侵略し、多くの戦死者を出しながら敗れていったのかを教えられた記憶はありません。
歴史の流れを一つ一つ書いていくととても時間がかかってしまうのでそれは専門家の人にお任せするとして、僕はこの戦争での敗戦から現代の日本人はなにを学べるかの、自分なりの意見を書いておこうと思います。
・熱狂に任せて思考を停止してはならない
日露戦争で勝利した日本は、ついに欧米列強と肩を並べたと喜んでいました。たしかに、いきなり来たアメリカに不平等条約を突きつけられて欧米コンプレックスを持っていたであろう日本からしたら、日清戦争での中国との勝利に加えて、ロシアへの勝利は、ついに欧米諸国とも対等に渡り合えるんだという気持ちになるのもわかります。
そうした熱狂的な雰囲気の中で、自分たちはもっとできる、アジアのNO.1にならないといけないと、日本はこれ以上は勝ち目のないさらなる戦争に突き進んでいってしまいました。勝っている時に引き時を見極めるのはとても難しいですよね。ギャンブルで勝ち続けている時に席を離れられないのと似た気持ちかもしれません。
しかしその熱狂にとらわれるあまり、長期的な展望や実際の方法論がおろそかになってしまっていました。
雰囲気に流されやすいのは現代の日本人にも共通していることだと思います。飲み会で一気飲みをして気持ち悪くなったり、ハロウィンで公共の場所で暴れたりするのは、熱狂に任せて理性的に考えることを放棄してしまった結果です。
日本人は秩序を守る国民だと自分たちでは思っていますが、一人だとルールを守るけれど、集団で責任の所在が不明確になると雰囲気に流されて、ルールや秩序に対する考えがルーズになるのが日本人の特性だと思います。
・都合の悪いことを無視し続けてはならない
日本軍はノモンハン事件(モンゴル-満州間の国境で起こったソ連と日本との戦闘)でソ連の近代的な装備を目の当たりにしました。戦死者でいうと日本は17,700人、ソ連は25,655人なので日本は負けていないという見方もできますが、結局は国境線はソ連側が主張する通りに認められました。この戦闘の時点(1939年)で、日本の装備は旧式で量も十分ではなく、拡充が必要なことは明確でした。それにもかかわらず、軍はこの敗戦の原因を"国家伝統の精神威力"が不足していたことに求め、太平洋戦争の開戦(1941年)まで一年半ほどの時間があったにもかかわらず、装備の拡充を怠りました。装備の不十分さという自分たちに都合の悪い事実を見ないようにして、”精神威力”や”士気”という代わりの言葉に逃げていました。不十分な装備で資源や人口が勝っている国に勝負したところで勝ち目がないことは火を見るより明らかです。
現代の日本ではたとえば、現行の社会保障システムをそのまま数十年後に持続することは不可能だということは、なんとなくほとんどの人が感じていると思います。基本的には納税者(または納税額)を増やすか、社会保障を薄くしなければ、高齢者比率が増加しつつ全体の人口が減少するフェーズで社会保障システムを維持する方法はないはずです。それこそが現代の日本社会が取り組まなければならない一番の課題のはずなのに、今の日本はその都合の悪い現実から目を背けて、具体的な方法論の検討を先延ばしにし続けています。
それはまさにノモンハン事件での敗北から太平洋戦争の開始までの準備期間のアナロジーではないでしょうか。そこに明らかな事実があるのに、自分たちに都合が悪いからと目を背け、他のことに無理に注意を向けているように感じます。
・やめる勇気を持たなければならない
第二次大戦時の日本軍では戦況にそぐわない、意味のあまりない攻撃が数多く行われました。その原因は、攻撃を計画した時とそれを実行する時の状況に差があったからです。計画時にはすばらしいものだったプロジェクトも、時間がたって状況が変わればベストな選択肢でなくなることは十分にありえます。その時に、時間と手間をかけて作ってきたプロジェクトをやめる、または変更することができるか。それとも上げた拳は下げられないと、意味があまりないことを知りながらもそのまま突き進んでしまうのか。途中でもやめるという決断を下すことが、全体としての損害を最小限にするために必要不可欠です。
計画時には必要だった道路や公共施設が、実際に建築する時には人口が減って必要性が薄れているのにもかかわらず、予算がついたから、このプロジェクトで食っている人がいるからと、やめられずに作り続けられています。現状から判断して今やっていることが間違っていると気付いたのなら、たとえその道を途中まで来ていたとしても、間違っていると認めて引き返すべきです。
歴史を学ぶことは大切ですが、受験勉強のような詰め込み型の暗記では歴史からなにかを学ぶことはできません。著者もそのことについて、以下のように述べています。
"きちんと読めば、歴史は将来にたいへん大きな教訓を投げかけてくれます。ただしそれは、私たちが「それを正しく、きちんと学べば」、という条件のもとです。その意志がなければ、歴史はほとんど何も語ってくれません。"
歴史は知っているだけでは意味はありません。そこから自ら学びとろうとしなければ歴史は何も教えてはくれません。
同じ過ちを繰り返さないためにも、あなたも歴史から学びませんか?
30カ国を旅して1番美味しかった食べ物 |「ウズベキスタンメロン」を食べずにシルクロードは語れない。
今まで30カ国以上を旅してきてよく聞かれるのが、1番美味しかった食べ物ってなに?という質問。
1番楽しかった国は迷うけれど、美味しかったものは断言できます。ウズベキスタンメロンです。
ウズベキスタンをシルクロード沿いに相乗りタクシーで移動していた時に食べたメロンなんですが、食べたら果物の定義が崩壊しました。
メロンだから甘いことは想定していたけれど、これはその想定の3倍くらい甘いです。もう、ルール違反だよ、、って言いたくなるくらい甘くてジューシー。初めて食べた時は、言葉が出ずに笑うしかありませんでした。
果肉は皮の近くまで全部柔らかくて、口に含んだ途端にメロン100%ジュースに変化します。灼熱のシルクロードのど真ん中で、あまーいメロンにしゃぶりつく。経験したことがないような幸福感に包まれます。
僕が食べた時は道沿いの直売所みたいな所で買いましたが、食堂とか市場でも見かけたので探せば簡単に見つかるはずです。
でも普通はわざわざメロン1玉買おうと思いませんよね。僕の時はたまたま乗合タクシーの運転手のおっちゃんが休憩した時に買ったのを分けてくれて、偶然発見しました。
ウズベキスタンに旅行した友達からもあまりメロンの話を聞いたことがないです。「ウズベキスタン 食べ物」とかでググってみたものの、メロンについて扱ってる情報はほとんどなし。でも有名なケバブやナンより、メロンの方がずっとおいしかったです。断言できます。
ウズベキスタンにメロンのイメージはあまりないと思いますが、シルクロードを旅するなら、このメロンなしには始まりません!
ウズベキスタンメロンの美味しさをもって多くの人に知ってほしいと願っています!情報を見かけたらぜひコメントください!
Open Street Mapのマッパーになってみた
こんにちは。たかです。
今日はクリスマス休暇を利用してオープンストリートマップのマッパーになった話です。
みなさん、オープンストリートマップって知ってますか?地図のアプリはグーグルマップを使っている人が多いかと思いますが、オープンストリートマップはこのようなオンライン上の地図を、wikipediaみたいに一般人のユーザーの力で作ろうよ!っていうプロジェクトです。
たとえば道路工事をしていたり、建物のテナントが変わったりした場合、グーグルマップのように一つの企業が管理している地図では、その変更が反映されるまでに時間がかかってしまいます。しかし、オープンストリートマップでは実世界での変化に気付いた人が誰でも地図を編集できるので、より早く、身近な情報を見つけることができるというわけです。
PokemonGoの地図データにもオープンストリートマップが使われていて、そこからオープンストリートマップに興味を持つ人も多いみたいです。
今回は初めて、オープンストリートマップを自分で編集してみることにしました。
本家のOpenStreetMapのページからユーザー登録ができます。メールアドレスとパスワードを設定するだけなので簡単です。登録ができたら、編集の仕方を教えてくれる親切なチュートリアルがあるので、とりあえず全部やってみました。30分もかからずに全部できます。
とりあえず良く知ってるエリアから始めることにして、地元の静岡県の周りを見てみました。
おお、意外とすでにけっこう書き込まれてる。もうちょっと縮尺を大きくしてみます。
最近実家の近くにできた、運動センターが書き込まれていないのを発見。
画像左側のEdit featureから、施設の名前や住所、営業時間などを追加します。施設の利用区分の判断基準は、ルールがあるみたいなので、こちらを参照してください。
地図を編集して2日後、地図を確認したら僕の作った運動センターが地図に追加されてました!自分で地図を作っていくのは、SimCityみたいな楽しさがありますね。街歩きや旅行の時になにがあるか街の様子を確認して、帰ってからオープンストリートマップを更新しながら振り返ったら楽しそう。
誰でも簡単に自分たちの地図を作れるのはグーグル一強よりいいですね。 手軽に始めることができるので、旅行や散歩が趣味の人は一緒に地図を作りましょう!
日本の飲み会のビールはKrombacherにするべきだと思う。
みなさん、飲み会でビールが出てきたはいいけれど、瓶ビールやピッチャーだとぬるくておいしくないと思ったことはありませんか?大人数の飲み会だとついついまとめてオーダーしがちで、時間が経ってぬるくなったビールは苦さが際立っておいしくないですよね。
ぬるいビール=まずい?
ぬるいビール=まずい と思っていた僕でしたが、このKrombacher(クロンバッハ)は冷たくなくてもおいしく飲めちゃうんです。
パンの味がするビール
このビールの味の特徴は、麦のほのかな甘い香り。一口目を喉に通したあと、パン屋さんの焼き立てのパンを食べた時のような、麦の甘い香りを感じます。甘いとはいってもしつこい甘さではなく、まさにパンを食べているように、主食としてビールがありえるんだなあということを感じさせられます。
しかもこのビールの良いところは、冷えていなくてもおいしいこと。のどごしや苦味を楽しむタイプのビールではないので、常温で保存してあっても、おいしく飲むことができます。実際、友達の家でパーティーがある時にも、みんなビールを持参してきて、冷やさずにそのまま飲んでます。(もちろん冷やして飲む人もいますが。)
日本でも手に入る
僕の確認する限り、ドイツならほとんどのスーパーに置いてあるくらいメジャーなビールです。日本でもビアバーやオクトーバーフェストにいけば飲めます。日本のAmazonで買うこともできるみたいです。
ドイツに旅行に来て、飲みやすいビールを探している人、飲み会のぬるいビールにうんざりしている人はKrombacherを試してみてはいかがでしょう?
たかの紹介
はじめまして。このブログを書いている、たか(@Taka__Ota)です。人生には面白いことがたくさんあるのに、文章にしないと忘れてしまうし、周りの人にも伝えられないのでこのブログを始めました。
内容は、ベルリンでの生活、専門の地理情報関連、読んだ本の紹介と感じたこと、海外旅行記、趣味のお酒のことなどを書こうと思っています。
簡単に自己紹介をします。
こんにちは、たかです。本名は太田貴之(おおた たかゆき)といいます。ベルリンで暮らす大学院生で、2018年の10月からドイツで生活しています。専門は地理情報科学といって、スマホのGPSデータをいじったり、自動運転の基盤となるデジタル地図の作り方などを勉強してます。名古屋大学在学中にairKitchenという、外国人向け家庭料理体験のプラットフォームを友達と作って、卒業後は半年間そこで働いていました。
現在は僕自身は経営からは離れていますが、訪日外国人の増加とともにサービスは成長を続けています。YouTuberがairKitchenを使ってベジタリアンの寿司の作り方を体験した動画もあります。
このブログを自分の分身のようにコツコツと育てていきたいと思います。書いてほしい記事などがあればコメントをいただければ書いてみようと思います。
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